カルニチンが多く含まれる食べ物

カルニチンは人間の体の中で合成される物質ですが、ほかの生物の体内でも生成されています。そのため、日々の食事からカルニチンを摂取することが可能です。

では、カルニチンはどのような食べ物に多く含まれているのでしょうか。

一番確実なのは牛肉を食べること

次のグラフは、食品100gあたりのカルニチン含有量です。

まず言えるのは、カルニチンは赤身の肉に多く含まれているということです。身近な食材では牛肉が挙げられます。とくに牛ヒレ肉は脂肪が少なく赤身の部分が多いので、カルニチンを摂るにはうってつけの食材です。

ジンギスカンに使われる羊肉(ラムやマトン)にもたくさんのカルニチンが含まれていますが、日本では日常的に食べる人は少ないと思います。

ちなみに、国連のFAOという機関が調査したところ、モンゴルやオセアニアの人々は体内のカルニチン量がとても多いという結果が出ています。日本人と比較すると3~5倍多いのですが、これは羊肉を食べる習慣があるからだと考えられています。

また、馬肉もカルニチンが豊富で、低カロリーで鉄分も多く、ダイエット食材として注目されています。女性はダイエットをすると貧血になりやすいので、馬肉はオススメの食材です。ただし価格が高めなので、ひんぱんに食べられる食材とは言いがたいです。

そう考えると、一番確実なのは牛肉ということになると思います。

魚介類にはカルニチンの原料が豊富に含まれている

中高年になると食事の量が減ったり、肉よりもあっさりしたお魚を好むことが多くなったりします。このような食生活の変化も、体内のカルニチン量が少なくなる原因になります。

ただし、魚介類は別の面でオススメの食材と言えます。「リジン」と「メチオニン」という栄養素が多く含まれているからです。

この2つの栄養素はアミノ酸の一種で、人間の体内でカルニチンを合成するときの原料になります。しっかり摂れば、体内のカルニチン生成量を増やすことにつながります。

もちろん、カルニチンを豊富に含む赤身肉を摂るほうが確実ですが、肉類は基本的に脂肪が多いので太りやすいという欠点があります。では脂肪が少ない鶏肉はどうかというと、今度はカルニチンがあまり含まれていない……というジレンマもあります。

健康のことを考えるなら、カルニチンが多いからといって赤身肉を毎日に食べるよりも、魚介類を含めたさまざまな食材を食べるほうが賢明と思います。

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